■法人供養塔
法人供養塔は会社の根、
物故社員を供養してこそ会社も栄えます。
会社は人の集合体で成り立っています。社員をはじめ、得意先、仕入先などすべての人の働きによって運営されてゆきます。大切なことは、人の和であり、人を敬う心です。その心がないと会社は発展してゆきません。
法人供養塔は、こうした心のあらわれであり、会社の発展に貢献してきた先覚者や殉職者の霊や取引先、協力者の先祖に対し心からの供養を捧げ、また大自然への感謝の心を形にしたものです。すでに法人供養塔を正しく建てられている会社は隆盛の一途を辿っております。
建立に際しましては、会社の事業内容や規模、及び資本形態、経営形態などによって、祀り方が自ずと異なってまいります。最近の法人供養塔は、まるで会社のPR用に建てた、シンボル塔のような形が多く観点がズレていると言えます。
○近年、資本と経営の分離が明確となりました。会社が発展するためには、会社という法人格が根を植える意味で、供養塔を建立、物故社員を合祀供養することが大切です。
○医療法人や宗教法人をはじめとする公益法人格は法人供養塔を必要とします。
○同族会社と非同族会社では祀り方が自ずと異なります。