「変死は変死を呼ぶ」ということは家系図を見ていると断言できます。一軒の家で代々自殺、事故死、溺死というように変死が続く場合があります。これなどは正常な家になるまでには、お墓や仏壇での供養だけでは足りないらしく、長い年月がかかってしまいます。
また、今までは素直に家系が流れてきて、ややこしい家ではないのに突然自殺者が出てしまうことがあります。これは傍系筋の因縁や自己因縁によって金銭問題、異性問題(色情因縁)、現在住んでいる家・土地(以前に変死があった物件や墓地の整理など)が絡んでいる場合が大変多いと言えます。
とくに金銭問題は本人しか知らない場合が多く、一人で抱えているうちに取り返しのつかない事態にまで心を追い詰めてしまうので、家族の理解と協力が必要不可欠になります。
恋愛から幸せな家庭を築いていく方もたくさんいらっしゃいますが、恋愛の果てに命を絶ってしまうケースもあります。この場合、相手の亡くなった年齢に子ども、孫が同じことをしてしまう場合があります。
(また、相手が自分を恨んで亡くなった場合は、自分もノイローゼ気味になって命を絶ってしまうこともあります。これなどは因果応報の世界ということになりましょう。私が「生き様が大切ですよ」「自己因縁をつくるなら良い自己因縁をつくりましょう」と言っている意味がここにもあるのです。)