■墓は家庭の根です
墓は御霊(みたま)を祀(まつ)る大切な場所であり、家庭にとってなくてはならない存在です。それは樹木にたとえるならば養分を貯え、樹幹を固着させる「根」にあたる部分であり、根があってこそ樹木の生命が保たれるように、家庭にとっても先祖という根があってこそ私たちの家庭があり、また、子孫ができてゆくのです。
しかし、人々は根にあたる部分が見えないために、それが大切なものであることを忘れがちになります。ここに問題点があるのであり、吉相墓は、生命の源である根の部分、つまり、先祖の存在を正しく祀ることによって、家庭の幸せを求めるということを祈念して設計されているのです。