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家系図の不思議

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お客様との一問一答

先祖祀りのしきたりと常識について

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一問

あるところで運命鑑定をしてもらったところ、過去世からくるものと先祖からの因縁を受けていると言われました。
母親の家系からのほうが因縁を受けているらしいです。
なんとか家系図をつくり、先祖供養をしていきたいと思いますが、どこからやっていけばよろしいですか。
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一答

家系図作成と先祖供養についてですが、まず家系図の作成には、戸籍謄本の取り寄せから始めます。
本籍地がある役所へ行き、市民課(戸籍係)ご自分の謄本から請求します。
お客様が独身でありましたら、親御様の戸主名(父、母どちらかの戸主の名前)で請求します。
(本籍地が遠い場合は、郵便で役所へ請求します。まずは、電話で役所に問い合わせ確認します)

ご自分の名前が載っている謄本が取れましたら、次にその上の父、祖父、曽祖父、高祖父と取れるところまで取ります。
お母様のご実家の謄本請求をする際は、お母様(直系)しかご請求できないかと存じますので、お母様のご実家のある役所で、まずはご確認をしてください。

謄本が取り揃えられましたら、次に仏壇にあるお位牌・過去帳を書き写します。
次に、お墓へ行きお墓に刻まれている文字をすべて書き写します。

家系図を書く際は一番古い謄本(一番古いご先祖様)から読み取って、別紙に名前・生年月日・相続・隠居・死亡年月日を書いていき、今のご自分のところまで書き出します。
家系図の不思議ホームページをご参考下さい。

家系図は生きている

後から戒名を書き入れます。
まずはここまでのご説明とさせて頂きますが、ご不明な点等がございましたらご遠慮なくご連絡くださいませ。

以上、先祖祀りのしきたりと常識についてでした。

お墓と親族との問題について

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一問

私は三女です。先日、長男の兄が55歳で亡くなりました。
兄の家族は、別れた奥さんの間に娘が1人です。
両親のお骨は納骨堂に在り、父も長男でしたが、祖母とご兄弟の話し合いで祖父母のお墓には入れてもらえませんでした。
このたび墓守をされている叔父に、兄のお骨を祖父母のお墓に入れて欲しいとお願いしましたが、いいお返事が頂けず悩んでおります。
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一答

祭祀相続(さいしそうぞく)の筋道から申しますと、祖父母のお墓を叔父にあたるお父様の弟様が跡取り(祭祀相続人)としてお墓を見ておられるのでありましたら、そちら側が本家となります。
父母は分家となり、父母のお墓は別の場所で建て、その子供の長男もしくはその他の兄弟がお墓を見ていく(相続していく)ことになります。
他界されたお兄様は、離婚をされて独身のまま亡くなられたのでございましたら、次はその弟達の二男や三男が相続人となります。

仮に二男が相続人となってお墓を相続することなりましたら、父母の墓地にお兄様のお墓を建て、供養して行くことが望ましいかと存じます。

以上、お墓と親族との問題についてでした。

お墓の管理について(木標のケース)

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一問

祖父のお墓のことが、私の家族の中で問題になっています。
木のお墓なのですが、お金が無くそのままで20年以上経過しています。
お墓を変えるのであれば、私の母がしなければいけないのですが、お墓に対する意識が薄いです。
どうしたらいいのでしょうか?お墓の知識は分かりませんが、吉相墓に変えたいです。
どうしたら改善するのでしょうか?
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一答

木標(ぼひょうと読んでいます)の件ですが、建立されてから20年以上経っているのでありましたら、木標の文字が消えて見えなくなったり、朽ちているのではないでしょうか?
文字が見えなくなっている場合は、仏様の供養が出来ていないのと同じ意味になります。
朽ちている場合は健康面に注意してください。
まずは新しく木標に建て替えされると良いでしょう。

お母様が供養やお墓への意識が薄い場合は、家族間で話し合いをしてもなかなか難しいのではないのではないでしょうか?
ご提案と致しましては、そういうご家庭には、まず家系図を作成することをお勧め致しております。
家系図を作ることで、今まで知らなかったご先祖様や親せきが分かって参りますので、ご先祖様に対しての感謝の気持ちが持てるようになってくるかと存じます。
不思議とご先祖や供養へ関心を持つようになる方も出て参ります。

家系図の作成には、戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍の貴家が取り寄せることが出来る謄本すべてを役所で出して頂きます。
過去帳の写し・お位牌の写し・お墓の写し等をお預かりして家系図に組み込んでいきます。

以上の書類を揃えて頂きましたら、弊社の方で作成させて頂くことも出来ます。
尚、弊社で作成する場合の費用等は一切頂いておりませんので、お気軽にお申し付けくださいませ。

以上、お墓の管理について(木標のケース)でした。

お墓の管理について(墓石の整理をするケース)

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一問

私の亡くなった祖父の家系のことなのですが400年続いている名家でお墓が100以上あり、古いお墓は苔むして崩れて悲惨です。
これを整理するにはどうしたいいものか、跡継ぎの方も悩んでおられます。
神道なのですが、仏教式に五輪の塔を建てるのはどんなものでしょうか?
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一答

墓石の整理についてですが、かなり歴史あるお家柄でございますね。
当家のお墓を整理するには、まずお墓の文字を一基ずつ調べ、家系図を作成します。
(お墓に刻まれている文字を書き写します)
家系図の作成には、戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍の取り寄せできる謄本はすべて取り寄せ、謄本での家系図とお墓の文字の写し分を照合させて完成させます。
家系図の作成は、弊社でお手伝いさせて頂くことも出来ます。

家系図が出来ましたら、五輪塔の上座にあたる正面から、初代から順番に下座へとお祀りしていきます。
宗旨は神道でありましても、五輪塔でお祀りすることは出来ます。
すべてのご先祖様をお祀りすることができる石碑でございます。

以上、お墓の管理について(墓石の整理をするケース)でした。

お仏壇について

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一問

お婆ちゃん家の仏壇の事なのですが、お婆ちゃんは仏壇の中に神社でもらったお札やお寺でもらったお札などを数枚入れています。
お婆ちゃんが良いといえば正しいお祀りの作法になおしたいと思っています。
その場合お札は何処へ置いておく、もしくは持っていったら良いですか?
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一答

お札は、神棚・仏壇とは別に縦入れのお札入れを設け、そこにお札を入れてください。
神棚、仏壇の中には入れない方が宜しいです。
一年以上経ったお札は、お受けになった神社やお寺にお納めになられる方が宜しいです。
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一問

仏様の左右に脇待をお祀りしようと思っています。
その場合は仏壇にネジ式フックを取りつけても良いのでしょうか?
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一答

仏壇の枠自体には、ピンやフック式ネジを取り付けても構いませんが、あまり大きくないものが宜しいでしょう。
お仏壇の祀り方は宗旨宗派によって変わりますが、例えば、真言宗でありましたら本尊は大日如来(もしくは聖観世音菩薩)右の脇侍には弘法大師、左の脇侍には不動明王の掛け軸を入れます。
但し、両脇侍はあくまでも掛け軸にしてください。
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一問

仏壇の中に父が子供の頃、修学旅行でお婆ちゃんに買って帰った五センチほどの仏像が入っています。
何か供養をして処分をした方が良いのでしょうか?
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一答

仏壇の中には、本来お祀りするべきもの以外は入れない方がよろしいので、どんな仏像かは分かりませんが出されるのでありましたら、21日間毎日お礼を言って、お寺や慰霊合祀塔のような所で安置し、供養して頂くことが望ましいと存じます。

以上、お仏壇についてでした。

お墓参りについて

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一問

「○○家代々之墓」の表記は戒名が記されていないので良い供養にならないと書籍に書いてありました。
この場合、お経の後に戒名を読んであげると良い供養になる、と書かれてあったと思うのですが、そうすることで少しは故人に対して、供養が届くようになるのではないか?と思いました。
その方法は書籍には詳しく書いていなかったように思ったのですが、どのようにするのでしょうか?
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一答

戒名が刻まれていないお墓の場合は、特にご先祖様のお戒名を声に出して読み上げる方が宜しいかと存じます。
お経を上げる場合には、先に「○○家先祖各霊菩提 及び○○○○信士、○○○○信女…」など仏様の数の(戒名、法名)を読み上げ、「○○の供養の為に 般若心経(観音経、阿弥陀経など各宗派のお経)を一巻唱え奉る」と言って、お経を上げられると宜しいかと存じます。

仏様にどのように供養が届いているかは分かり兼ねますが、ご住職などの方々はそのようにされている方が多いかと存じます。
私個人的には、そうすることが自分の気持ち(真心)が仏様に届いていると信じております。

以上、お墓参りについてでした。

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